山形謄写印刷資料館 概要

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現在も使うことの出来る機材の数々

 1894年に考案されて以来約100年、かつてはわれわれの身近にあったガリ版印刷(謄写 印刷)。最近はコンピュータ化/電子化の中で消えてしまいました。

 我々の生活、ひいては日本の文化を創ってきたといっても過言ではないガリ版文化を永久に保存すべく1996年に設立されたのが、山形謄写 印刷資料館です。99年1月に資料館本館が完成し、非・常識公開ですが、週に3日間収集物を公開しております。今までに日本経済新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、「エコノミスト」誌、NTT広報誌等の新聞雑誌・テレビ東京「開運なんでも鑑定団」、NTV「税ゼミナール」、NHK東北ワイド 等、テレビ番組等さまざまなマスコミにも紹介されました。そして数回、山形県文翔館や金融機関等で「謄写 印刷資料展」 を開催しています。

 収蔵物は古くは大正期の機材から、近年の鉄筆・ヤスリ・印刷機等の機材、明治から現在までの印刷物、規則本、昭和10年前後のチラシ(約500枚)、草間京平・小針美男・森田睦を中心とした名人たちによる美術謄写 印刷、俳優/佐藤慶の制作作品等合計8000点を数え日本でも最大のコレクション総数となっております。

  希望者には予約公開しております。
 基本的には、毎週月・水・金曜日の午前9時~午後3時まで公開しておりますますが、非・常設展示のため、見学希望者は事前に下記事務局までお問い合わせお願いいたします。

〒990-0051 山形市銅町1-1-5 中央印刷株式会社内
TEL 023-631-5533
山形謄写印刷資料館 事務局長 後藤卓也